福村順一の『少年野球指導論』第4回 - SNSを活用した指導法について2

こんにちは、東播磨高校野球部監督の福村です。

前回のコラムで「SNSを活用した指導法について」話しました。いくらかの反響?(笑)もあったので、続編ではないですが関連したことを今回は届けようと思いました。

コロナ禍になり、部活動だけでなく学校、生活の制限もかかる事態になりました。制限がかかる生活ですが、時間は止まりません。もちろん野球も同じです。私は、止まらない時間がある以上はなんとか子供たちが野球を楽しみそして上達する方法を考えました。「なんとかかしたい」という気持ちが、その時は強くて「SNS」というところにたどり着きました。

当然、私はその方面は弱く、どちらかというと「SNS」を避けたいという人間です(笑)興味はありますが、やろうとするのですが苦手です。みなさんもそんな方いるのではないでしょうか?それでも「なんとかしたい」という気持ちが私を後押しして、協力者を求めました。当時の「若い?」同僚に頭を下げてお願いしました。「若い?」同僚も同じような思いを持っていてくれたので快く応じてくれました。感謝しています。指導者の基本としていかに子供たちを「何とかしたい」「力になりたい」という気持ちがあるということは、基本だと思います。

福村監督のインタビュー動画はこちらから(JACA BASEBALL)

子供たちに対して当時連絡方法はラインぐらいしかありませんでした。当時私は、恥ずかしながらラインをしていなかったので、まずグループラインに加わることから始めました。

私にとっては、未知の領域に踏み込むので変な感じはしましたが、子供たちは普通なんですよね。そして、新しいコミュニケーションツールを知ることにより私にとっても新鮮で指導者としての引き出しが増えました。 まず、指導動画をラインで送るには、その動画の時間が決められます(3分)。その時間を考えながらの作業になります。

また、子供たちの行動制限もあったため小スペースで行えるスキルアップメニューを考えました。これからのこのコラムでは、私がコロナ禍で行った動画指導をお届けしたいと思います。1回目は、守備補強のトレーニングです。股関節の柔軟性と可動域を広げ、足腰の強化につながります。一度皆さん試してください。


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