こちら、人生で付き合った人に言われた台詞ナンバーワン。
今まで付き合った費用と精神的屈辱の慰謝料を渡せ。なんて恨み節をぶつけられた事もあるけれど(笑)
まあ、こちらがダントツ。ぶっちぎり。フッてもフラれてもこれ。
別れ際の台詞はこれって決まってる?
幸せとは?
自分の人生、自分で選択しているので、
その人と過ごして幸せだと思うから付き合っている
この人と居ないほうが私の為だと思うから別れる
別れたあとに幸せになってね。と言われても。
当時はよくそんなことを考えていた。
何が幸せになってね!じゃ!ふざけんなー!
と10代の頃は泣きながら友達に聞いてもらった。
幸せなんて自分で掴むしかないのである。
幸せにしてもらうとか、幸せにしてあげるとか
そういう解釈自体が間違っている。
この人には私しかいないんだ。私なら変えてあげられる。
そんな風に思う人がいるなら、是非伝えたい。
あなたが居ても居なくてもその人は変わらないよ。
溜まった洗濯物を自分で干さなければいけなくて
使い終えた後にシャンプーが切れたことに気付く
日曜日にすることが無くて、寝て過ごす
せいぜい、生活がほんの少し不便になるだけ。
今は便利な家電がたくさんあるし、
ルンバなんて本当、、、いい子でお茶目で、少しドジっ子で、、共に暮らすなら人よりおすすめです。
だけど、幸せにしてあげたいな。と想う気持ちは愛だと思う。
そういう愛情を、自分ではどうにも出来なくなったとき、せめてもの餞として相手に渡すなら、それはとても美くて残酷だな、と大人になって思う。
幸せになってね。と言われたとき、
そっちも幸せにね。とは言えたことがない。
元気でね。が私のダントツナンバーワン。
ここだけ聞くと、なんだか冷たい女みたいだ。
私は現在婚姻生活にあるけれど、
この人を幸せにしたいと思った事はないし幸せにしてほしいわけでもない。
かといって、一緒に不幸になるのは御免なので。
なんというか、生活の一部になっただけである。
私も相手も一人で生きていける
だから選んだ
私がしんどくなった時、手を離しても許してもらえそうな相手を。
女は一番ずるい気持ちになった時、結婚するのかもしれない
「あなたのことが好きじゃなくなりました」
例えばそう伝えた時、
あなたがいないと生きていけない。なんて言われたら
とてもしんどいと思う
色々言いたいことはあっても苦虫を噛み潰したような顔で精一杯、わかったよ。と言うのが大人の返答になるとは思う。
幸せになってね。は
相手への感謝と、赦しと、懺悔の言葉なのではないか
そう思えるようになった今、
幸せになってね。と言ってくれた人の名前も思い出せない。